シードゥエラー Ref.16600


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Ref.16600について
ロレックス シードゥエラー 16600
Ref.16600とは
Ref.16600とはRef.16660の後続機で1991年頃から2009年まで製造されていた3世代目の5桁リファレンスのシードゥエラーです。
サファイアクリスタル風防に硬化処理が施された逆回転防止の黒いアルミニウムベゼル、世界最高の防水性能1220mと自動的にヘリウムガスを外に排出するエスケープバルブが魅力ですが、2008年にディープシーRef.116660が登場し惜しくも生産終了となりました。
ロレックス シードゥエラー 16600
Ref.16600と他モデルの違い
前モデルRef.16660との違いはテンプ受けがシングルブリッジだったムーブメントCal.3035からツインブリッジ化されたCal.3135へ変更し、耐久性や安定性が向上。ブレスレットがNo.93160からNo.93160Aに変更されエクステンションパーツの誤作動を防止するロック機能が加わりました。
シードゥエラーはサブマリーナの上位機種にあたりますが、Ref.16600はサブマリーナのRef.16610と同時期に製造されていたため比較されることが多くあります。
水中探検や深海潜水での破損を防止するためシードゥエラーにはデイト表示のサイクロップレンズが採用されておらず、ヘリウムを自動的に排出するヘリウムエスケープバルブ機構が採用されています。
Ref.16610の防水性能は300mなのに対しRef.16600は 約4倍の1220m、ケースも2mmほど分厚い仕様になっています。
ロレックス シードゥエラー 16600
Ref.16600のレアモデル
20年近いロングセラーモデルなのでマイナーチェンジが繰り返されており、1998年にはブレスレットの長さを調整するエクステンションリンクのスライド部分が板状から無垢のコマ状に変更され、同じ年に夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバに変更されました。
ロレックスでは「SWISS-T<25」という文字盤の6時の位置にあるダイヤル表記は夜光塗料にトリチウムを使用していることを表しているにもかかわらず、スーパールミノバが用いられている通称「トリチノバ」と呼ばれるレアなヴィンテージモデルが存在します。
Ref.16600は上記のトリチノバに加えて、個体数の少ない最終品番のv番の価格が高騰していますがさらなるレア個体も存在します。 シードゥエラーはフランスの潜水調査専門会社であるCOMEX社と共同開発された背景がありますが、文字盤の中央SEA-DWELLERの上に「comex」ロゴがある特別モデルが存在し、通常の10倍以上の価格で取引されています。
また、イタリア警察のダイバーチームの創立50周年を祝った腕時計文字盤9時方向にタコのイラストがあるシードゥエラー オクトパスも存在します。これは世界に78本しか存在しません。