【入門編】ウォッチ メンテナンス
適切なご使用方法
基本的な注意点として、落としたり、強くぶつけたりしないことがあげられます。
腕時計は精密機械ですので、ていねいに取扱っていただくことが重要となります。防水に関しては、日常生活防水以上であれば、普段の手洗い程度は問題ありません。リューズがきちんと締まっていることを確認し、行ってください。革や布地のベルトは、濡れると劣化を早めますので、外すことをおすすめしています。
簡単なお手入れ方法
着用後は専用時計クロス、セーム(鹿)革や柔らかい布で、汗や汚れ、ホコリ等を拭き取ります。海水等に浸った場合は、リューズをしっかりと締めたあとで、真水の流水で洗い流します。洗ったあとは、柔らかい布できれいに水分を拭き取りましょう。
点検、修正
動作がおかしい、部品が外れたといった不具合が起こった場合は、メーカー、購入店や時計修理店に、点検や修正をご依頼ください。また、特に不具合がなくても定期的なメンテナンスをおすすめしております。
定期メンテナンス
一般的な機械式時計の場合は3~5年に一度、クオーツ時計の場合は電池交換の際に、防水検査を含めたオーバーホールをおすすめしております。
オーバーホール
機械式時計は、内部の機械を分解洗浄し、それぞれのパーツを点検して摩耗部品は交換いたします。それから長期間の潤滑な動作のために油を継ぎ足しながら、再度組み上げます。
また、クォーツ時計も機械式と同様に歯車で動いています。 機械内部の保油状態、電池の漏液、汗等水気の侵入などで故障してしまうケースもございますので、電池交換のタイミングなどでオーバーホールに出していただくことをおすすめします。
※オーバーホールのほかに、別途、外装磨き(仕上げ)を行うことにより、新品に近い輝きを取り戻すことができます。