LANGE 1

ランゲ1

ランゲ1の特徴のひとつに、計算しつくされたアシンメトリーなダイヤルが挙げられます。メインダイヤル（時分）、サブダイヤル（秒）、アウトサイズデイト（日付）の3つは、それぞれの中心を線で結ぶと二等辺三角形ができるようにデザインされています。
これらの表示や針、パワーリザーブなどは重ならないように配置されているのも特徴です。すべてが干渉しないため視認性が高く、瞬間的に時間を読み取ることができるように配慮されています。

また、アウトサイズデイトは、ドレスデンのオペラハウスにある5分時計のデザインを引用して作られました。通常の日付表示の3倍の大きさになっていて、日付を読み取りやすいのも魅力です。

ランゲ1の魅力は、時計技師の技術が如何なく発揮された作りにもあります。4分の3プレートやビス留め式ゴールドシャトン、チラネジテンプ、手作業によって行われる仕上げ装飾など、古くからの伝統も受け継がれています。

ランゲ1をはじめ、ランゲ&ゾーネの腕時計は、すべてムーブメントの二度組みが行われているのも特徴です。これは、一度組み立てたムーブメントを分解して、再び組み直すという作業です。
目に見えないパーツにも徹底してこだわり時計を仕上げるその職人芸は評価が高く、世界中の時計ファンにランゲ1が愛されている理由といえます。

ランゲ1シリーズとしては、42mmサイズの大型ケースを使った「グランド ランゲ1」や、どんな姿勢でも安定した精度を保てる「ランゲ1 トゥールビヨン」が有名です。他にも、自動巻きムーブメントを搭載している「ランゲ１ デイマティック」や、文字盤上に月や夜空のイラストが描かれた「ランゲ1 ムーンフェーズ」などがあります。 素材のバリエーションも多く、幅広いラインナップから好みの1本を選べるのも魅力です。

また、ランゲ1は2015年にモデルチェンジが施されました。最初に発表されてから20年以上経った今でも改良が続けられている点も、ランゲ1シリーズが愛される理由ではないでしょうか。