ROYAL OAK

ロイヤルオーク

ロイヤルオークは、八角形のケースやベゼルに埋め込まれた六角形のビスなど、独特なデザインでも注目を集めました。手がけたのは、腕時計デザイナーとして有名なジェラルド・ジェンタ。彼はロイヤルオーク発表の4年後に、パテックフィリップの「ノーチラス」のデザインも行っています。

従来の高級腕時計の常識を覆し、ラグジュアリースポーツウォッチというジャンルを切り開いたロイヤルオークは、オーデマピゲを代表する腕時計としての地位を確立しました。現在はステンレス素材に加え、プラチナやチタン、ピンクゴールド、イエローゴールド、セラミックを使ったモデルも展開されています。

ラグジュアリーでありながらスポーツウォッチとしての特性を備えている点も、ロイヤルオークの魅力です。ベゼルとケースをビスで留めることで、高い耐久性と薄さを両立するなど、実用性にも優れています。さらに、トゥールビヨンやパーペチュアルカレンダーといった複雑機構を備えたモデルも展開。
文字盤には手作業で格子状に溝を刻んだ「グランドタペストリー」パターンの装飾を施すなど、機能的ながら優雅な雰囲気の漂うコレクションに仕上がっています。高級感のあるデザインと優れた実用性で、さまざまなシーンに適応する腕時計として絶大な人気を誇る逸品です。

オーデマピゲの腕時計は少数ロット生産で供給量が少ないことでも有名で、新品の入荷自体が稀であることから、入手は簡単ではありません。特に人気があるロイヤルオークは希少性が高いモデルとして知られていて、ブルーの文字盤といった人気モデルはとりわけ希少価値が高いです。

ロイヤルオークはオーデマピゲの中でも圧倒的な人気を誇るため、市場価値が安定していて、さらなる価格上昇も見込めます。数ある高級腕時計において、資産価値が高い点もロイヤルオークの魅力といえるでしょう。