TANK

タンク

タンク ルイ カルティエが誕生したのは、オリジナルのタンクが発表された3年後の1922年。カルティエ創業者の孫にあたるルイ・カルティエ自身が愛用していた腕時計でもあります。

ケースの素材は18Kのゴールドをはじめ、ピンクゴールドやイエローゴールドといった貴金属のみで、ステンレスモデルは展開していません。また、サファイアがはめ込まれたリューズなど、タンクシリーズの中で最も格調高い特別なコレクションに位置づけられています。ブランドのプレステージラインと呼べる腕時計です。

タンク MCの「MC」は「マニュファクチュール・カルティエ」の頭文字から取ったものです。その名の通り、タンクMCはムーブメントから自社一貫製造されています。

ムーブメントは、カルティエ初の量産用自動巻きムーブメントである、自社製自動巻きムーブメント「キャリバー1904 MC」を搭載。48時間のパワーリザーブを誇るなど、機能性は抜群です。また、スケルトン構造の裏面からムーブメントが鑑賞できる点も、心をくすぐります。
デザインだけでなく、従来のタンクシリーズからスペック面でも改良が図られていて、ブランドの探究心が垣間見えるコレクションです。

男らしさあふれるデザインもタンク MCの魅力です。往年のタンクシリーズらしい繊細なデザインに力強さが追加され、高級感も一段と増しています。大人の男に似合う逸品といっても過言ではありません。

正方形に近いケースのサイズは44mm×34.3mmと少し大きめですが、シンプルでスタイリッシュな印象なので、幅広いファッションに合わせることができます。
タンクシリーズの中では比較的新しいラインに当たるものの、早くもメンズ用ウォッチの人気ラインナップに成長し、カルティエの新定番モデルとしての地位を確立しています。

「タンク ソロ」は、カルティエのアイコンウォッチ「タンク」シリーズから派生したコレクションです。発表されたのは、カルティエが製作した世界初の腕時計「サントス」が誕生して100周年にあたる2004年。 歴史が長くモデル数も多いタンクシリーズの中でも、タンク ソロはとりわけモダンなデザインとなっています。また、高級ジュエラーであるカルティエの腕時計の中では比較的リーズナブルな価格帯で、エントリーモデルとしても人気です。 しかし、残念ながら2021年に生産終了となっていて、現在は中古市場でしか見ることはできません。
タンク ソロは、タンクシリーズの源流ともいえる「タンク ルイ カルティエ」の哲学を受け継ぎながら、現代風な解釈でデザインされた腕時計です。シンプルで性別を問わない凛とした佇まいが目を引き、タンクシリーズの中でも人気を集めています。

また、ハイブランドであるカルティエのコレクションにおいて、価格が低めに抑えられている点も、タンク ソロが支持されている理由のひとつ。洗練された美しいデザインの腕時計をリーズナブルに入手できると広い層から支持を集め、ブランドの人気をさらに高めました。