HIGH BEAT 36000

ハイビート36000

ハイビート36000は、毎時36,000振動（10振動/秒）という高速振動を実現。一般的な機械式時計のムーブメントの振動数が、毎時21,600振動（6振動/秒）か毎時28,800振動（8振動/秒）であることからも、いかに高速振動しているかを伺えます。
この高速振動によって、ハイビート36000は姿勢差や激しく腕を振るといった外乱の影響を受けにくく、安定した高精度を実現しました。

また、高速振動の負荷に耐えられるよう、ひげゼンマイに新素材を採用、連動するパーツの精度の向上といった、グランドセイコーの培った技術が惜しげもなく使われています。

ハイビート36000は、機能性に優れているだけではありません。セイコーが「44GS」で確立した「セイコースタイル」を受け継いでいるデザイン面も、魅力のひとつです。
セイコースタイルの特徴としては、ほかのインデックスよりも大きい12時位置のアワーマーカーや、繊細な放射装飾の施されたフラットな文字盤、多面カットのインデックスなどが挙げられます。

シンプルかつタフな設計に加え、時刻の視認性や時計としての美しさにも優れているハイビート36000は、時計本来の存在意義を追求したグランドセイコー発の名モデルとなっています。

デザインの美しさや精度の高さだけでなく、着用時の快適さにこだわっている点も見逃せません。つまみやすいリューズにはしっかりとした引き出し感があり、回転もスムーズです。また、滑らかで装着性の高いブレスレットや、視認性に優れた文字盤の採用など、実用性にも優れています。

中でも、グランドセイコー60周年記念限定モデルの「メカニカルハイビート36000 80 Hours」は、11.7mmというケースの薄さを実現。自動巻きモデルのグランドセイコーウォッチの中では最も薄く着用感に優れており、人気のモデルとなっています。