エクスプローラーII Ref.16570

Ref.16570とはRef.16550の後続で1988年から2011年までの約20年間製造されていたエクスプローラーⅡのロングセラーモデルです。40mmケースを採用した最後のエクスプローラーⅡです。ベゼルやケース素材はステンレススチールで文字盤のカラーは白と黒の2色展開です。

ムーブメントはRef.16550のCal.3085からテンプ受けがツインブリッジになったCal.3185にへ変更され、さらに2007年以降にはロレックス独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイを使用したCal.3186に変更されました。

ロングセラーのモデルなため製造期間が長く、様々なマイナーチェンジが繰り返されてきました。ブレスレットは1996年頃にシングルバックルからダブルバックルに変更され、1998年頃には夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバに変更されました。シングルバックルかつトリチウム夜光の個体は「シングルトリチ」と呼ばれ、トリチウム焼けしている個体やダイヤル6時の位置に「SWISS」のみの表記しかない「オンリースイス」といったレア個体を求めて製造初期のモデルを求める人も多くいます。