スカイドゥエラー Ref.326933

Ref.326933は初代で2017年から製造されているステンレススチールと18Kイエローゴールドのロレゾール(コンビ)モデルで現行のスカイドゥエラーです。ベゼルはギザギザの山型が特徴的なフルーテッドベゼルでロレックスでは貴金属素材のみでしか製造されていません。文字盤のカラーは黒、白・シャンパンゴールドの3色展開で、発売当初はブレスレットはオイスターブレスのみでしたが2021年からジュビリーブレスも追加。文字盤カラーやブレスレットの選択肢が多いRef.326933ですが異なる型番で素材違いの金無垢仕様や革ベルト、オイスターフレックスなどシリーズ展開も豊富です。

スカイドゥエラーの最大の魅力はホームタイムと現地時間の2つの場所を同時に表示できる点とロレックス初の年次カレンダー(アニュアルカレンダー)を搭載している点です。 文字盤中央の24時間表示を回転させローカルタイム、ホームタイム、日付を簡単に調整することが可能で居住地や勤務地などのホームタイムは回転ディスクの上の赤い逆三角形の表示で、ローカルタイムはセンターの時針と分針、秒針で確認することができます。さらに日付はローカルタイムと連動し、常に着用している人のローカルタイムの日付が表示されるため、出張や旅行する方々に最適なモデルです。
スカイドゥエラーの年次カレンダーはロレックスが特許取得しているサロスシステムという古代ギリシャの天文現象からインスピレーションを受けており、暦である月はダイアル外周にある12個の小窓に赤色で表示されます。

搭載されている機械式自動巻きムーヴメントCal.9001はスカイドゥエラーの為だけに開発されたムーヴメントで従来の24時間表示、GMT機能に加え、年次カレンダー機構を搭載し、独自開発のブルーパラクロム・ヒゲゼンマイをはじめとした14件もの特許技術が使用されています。2012年に発表されたこのムーヴメントはロレックスが開発した最も複雑なキャリバーのひとつで、回転式のリングコマンドベゼルとリンクしています。ほかのオイスターパーペチュアル同様スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクノメーター認定を受けています。